Pythonでコードを書いているとき、flake8に叱られた経験はありませんか?特に「1行が長すぎます!(line too long)」という警告は、多くの人にとって馴染み深いものではないでしょうか。
flake8ではデフォルトで1行の文字数が79文字に制限されています。確かに79文字はコードが見やすくなる工夫なのですが、最近のディスプレイサイズや開発環境では少々窮屈に感じることもありますよね。
そこで今回は、この文字数制限を簡単に変更する方法をご紹介します!
.flake8ファイルを作成して文字数を広げる方法
flake8の設定をカスタマイズするには、プロジェクトのルートディレクトリに.flake8
というファイルを作成するだけ。非常にシンプルです。
例えば、以下のように記述してみましょう。
[flake8]
max-line-length = 120
これだけでflake8は、1行あたり最大120文字まで許容してくれるようになります。これで、ちょっとした関数呼び出しや文字列、コメントも途中で無理に改行する必要がなくなり、コードがスッキリ見えるようになります。
設定を反映する方法
.flake8
ファイルを作成したら、特別なコマンドは不要です。flake8は次回実行時に自動で設定を読み込みます。
念のため、設定が反映されているかを確認するには、ターミナルで次のように実行してみてください。
flake8 your_script.py
これで設定どおりの120文字でチェックが行われるようになります。
おわりに
flake8の1行文字数制限を緩めることで、コードの読みやすさと作業効率がぐんと向上します。ぜひ試してみてください!
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