FlutterのIsarで集計関数を使って最大・最小・合計・平均を求める方法

2024年6月21日金曜日

Flutter

t f B! P L

Isarデータベースを使用して、Flutterアプリケーションにおけるデータ集計を行う方法について詳しく解説します。この記事では、コレクションからデータの合計、平均、カウント、最大値、最小値を取得する手順とサンプルコードを紹介します。

データモデルの定義

操作するデータモデルProductを定義します。各商品には価格が設定されている想定とします。

()
class Product {
  Id id = Isar.autoIncrement;
  late String name;
  late double price;
}

集計操作の実装

Isarデータベースでは、以下の方法で各種集計操作を行います。

合計値の取得

double totalPrice = await isar.products
    .where()
    .priceProperty()
    .sum();

平均値の取得

double averagePrice = await isar.products
    .where()
    .priceProperty()
    .average();

要素のカウント

int count = await isar.products
    .where()
    .count();

最大値の取得

double maxPrice = await isar.products
    .where()
    .priceProperty()
    .max();

最小値の取得

double minPrice = await isar.products
    .where()
    .priceProperty()
    .min();

まとめ

Isarを使用することで、Flutterアプリケーション内で簡単にデータ集計を行うことができます。これらの集計関数を利用すれば、データの解析やレポートの生成が効率的に行えます。
また、公式ページにも書かれていますが、isarの集合関数は、コレクションを取得してからローカルで集約するよりも高速になります。

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