Supabaseとは?何ができる?
Supabaseは、開発者がデータベース、認証、リアルタイムのサブスクリプションなどの機能を提供するオープンソースのバックエンドサービスです。Firebaseに似たサービスとして知られ、PostgreSQLをベースとしています。
Supabaseを使用することで、サーバーレスアーキテクチャを簡単に採用でき、アプリケーションの開発時間を短縮できます。具体的には、ユーザー認証、リアルタイムのデータベース更新、ストレージ機能など、多岐にわたる機能を活用できます。
ローカル環境にSupabaseをインストールする
Supabase-CLIをインストール
Supabaseを効果的に使用するためには、Supabase-CLIが必須です。このCLIツールは、プロジェクトの初期化から起動、停止までの各種操作をサポートし、開発プロセスをスムーズにします。Supabase-CLIのインストールは非常に簡単で、以下のnpmコマンドを実行するだけです。
npm i supabase --save-dev
Supabaseをインストールする
ローカル環境でSupabaseを設定するには、macOSではHomebrewを使用してインストールします。以下のコマンドをターミナルに入力することで、Supabaseがシステムに追加されます。
brew install supabase/tap/supabase
Dockerのインストール
Supabaseのローカル環境を構築するためには、Dockerが必要です。Dockerを利用することで、Supabaseのサーバーを含むすべての依存関係をコンテナとして管理できます。Dockerの詳細なインストール方法については、以下のリンクから参照してください。
M3 Mac Book AirにDockerをインストールする手順
Supabaseの初期化
Supabaseプロジェクトの初期化は、次のコマンドで行います。
Supabase init
この手順で、プロジェクト固有の設定が生成され、カレントディレクトリに次のファイルが作成されます。
drwxr-xr-x 2 tera staff 64 4 27 09:19 functions
-rw-r--r-- 1 tera staff 0 4 27 09:12 seed.sql
-rw-r--r--@ 1 tera staff 6588 4 27 09:12 config.toml
Supabaseの起動
初期化後、以下のコマンドを実行してSupabaseを起動します。初回起動時にはコンテナイメージがダウンロードされるため、少々時間がかかることがあります。
Supabase start
起動が完了すると、Supabase管理画面へのURLが表示されます。
以下のURLをブラウザで開いて、Supabaseの管理画面にアクセスできます。
http://127.0.0.1:54323/project/default
Supabaseを停止
Supabaseの作業が完了したら、次のコマンドでDockerコンテナを停止します。これにより、システムリソースの節約が可能です。
Supabase stop
この記事を通じて、Supabaseをローカル環境に設定し、管理する方法について詳しく解説しました。これで、ローカルでSupabaseを使用した開発がスムーズに進むことでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿