Supabaseをローカル環境に構築する方法

2024年4月27日土曜日

Supabase

t f B! P L

Supabaseとは?何ができる?

Supabaseは、開発者がデータベース、認証、リアルタイムのサブスクリプションなどの機能を提供するオープンソースのバックエンドサービスです。Firebaseに似たサービスとして知られ、PostgreSQLをベースとしています。
Supabaseを使用することで、サーバーレスアーキテクチャを簡単に採用でき、アプリケーションの開発時間を短縮できます。具体的には、ユーザー認証、リアルタイムのデータベース更新、ストレージ機能など、多岐にわたる機能を活用できます。

ローカル環境にSupabaseをインストールする

Supabase-CLIをインストール

Supabaseを効果的に使用するためには、Supabase-CLIが必須です。このCLIツールは、プロジェクトの初期化から起動、停止までの各種操作をサポートし、開発プロセスをスムーズにします。Supabase-CLIのインストールは非常に簡単で、以下のnpmコマンドを実行するだけです。

npm i supabase --save-dev

Supabaseをインストールする

ローカル環境でSupabaseを設定するには、macOSではHomebrewを使用してインストールします。以下のコマンドをターミナルに入力することで、Supabaseがシステムに追加されます。

brew install supabase/tap/supabase

Dockerのインストール

Supabaseのローカル環境を構築するためには、Dockerが必要です。Dockerを利用することで、Supabaseのサーバーを含むすべての依存関係をコンテナとして管理できます。Dockerの詳細なインストール方法については、以下のリンクから参照してください。

M3 Mac Book AirにDockerをインストールする手順

Supabaseの初期化

Supabaseプロジェクトの初期化は、次のコマンドで行います。

Supabase init

この手順で、プロジェクト固有の設定が生成され、カレントディレクトリに次のファイルが作成されます。

drwxr-xr-x  2 tera  staff    64  4 27 09:19 functions
-rw-r--r--  1 tera  staff     0  4 27 09:12 seed.sql
-rw-r--r--@ 1 tera  staff  6588  4 27 09:12 config.toml

Supabaseの起動

初期化後、以下のコマンドを実行してSupabaseを起動します。初回起動時にはコンテナイメージがダウンロードされるため、少々時間がかかることがあります。

Supabase start

起動が完了すると、Supabase管理画面へのURLが表示されます。

enter image description here

以下のURLをブラウザで開いて、Supabaseの管理画面にアクセスできます。

http://127.0.0.1:54323/project/default

enter image description here

Supabaseを停止

Supabaseの作業が完了したら、次のコマンドでDockerコンテナを停止します。これにより、システムリソースの節約が可能です。

Supabase stop

この記事を通じて、Supabaseをローカル環境に設定し、管理する方法について詳しく解説しました。これで、ローカルでSupabaseを使用した開発がスムーズに進むことでしょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

このブログを検索

Profile

自分の写真
Webアプリエンジニア。 日々新しい技術を追い求めてブログでアウトプットしています。
プロフィール画像は、猫村ゆゆこ様に書いてもらいました。

仕事募集もしていたり、していなかったり。

QooQ