Firebase v9 SDKを使用したGoogle認証の導入
Firebaseの最新バージョンであるv9 SDKを使用して、JavaScriptからGoogle認証を行う方法について解説します。ここでは、signInWithPopup
関数を用いてユーザーがGoogleアカウントでサインインできるようにする手順をご紹介します。
前提条件
- Firebaseプロジェクトが設定済みであること。
- FirebaseのWebアプリケーション用の設定が完了していること(APIキー、プロジェクトIDなどが必要です)。
1. Firebaseをプロジェクトに追加
まずは、FirebaseをあなたのWebプロジェクトに追加する必要があります。
npm を使用して Firebase をインストールします。
npm install firebase
2. Firebaseプロジェクトの初期化
Firebaseプロジェクトを初期化するためのコードを追加します。これにはFirebaseプロジェクトの設定情報が必要です。
import { initializeApp } from 'firebase/app';
import { getAuth, signInWithPopup, GoogleAuthProvider } from 'firebase/auth';
const firebaseConfig = {
apiKey: "あなたのAPIキー",
authDomain: "プロジェクトID.firebaseapp.com",
projectId: "あなたのプロジェクトID",
storageBucket: "プロジェクトID.appspot.com",
messagingSenderId: "あなたのSender ID",
appId: "あなたのApp ID"
};
// Firebaseアプリの初期化
const app = initializeApp(firebaseConfig);
const auth = getAuth(app);
3. Google認証の設定
Googleプロバイダオブジェクトを作成し、signInWithPopup
関数を用いて認証プロセスを実行します。
const provider = new GoogleAuthProvider();
const signInWithGoogle = async () => {
try {
const result = await signInWithPopup(auth, provider);
const credential = GoogleAuthProvider.credentialFromResult(result);
const token = credential.accessToken;
const user = result.user;
console.log('サインイン成功:', user);
} catch (error) {
console.error('サインインエラー:', error);
}
};
// サインインボタンのイベントリスナー
document.getElementById('google-signin').addEventListener('click', signInWithGoogle);
4. HTMLにサインインボタンを追加
ユーザーがクリックできるサインインボタンをHTMLに追加します。
<button id="google-signin">Googleでサインイン</button>
これで、ユーザーはGoogleアカウントを使用してサインインすることができます。エラー処理も含めて、これによりサインインの成功または失敗を捉えることが可能です。
この手順とコードサンプルを使用して、Firebase v9 SDKとGoogle認証を活用してみてください。
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