はじめに
Firebase Firestoreは、リアルタイムのデータ同期とオフラインサポートを提供するクラウドベースのNoSQLデータベースです。データはドキュメントとコレクションの形式で格納され、ドキュメントはさらにサブコレクションを持つことができます。この記事では、Firebase SDKの最新バージョン(v9)を使ってサブコレクションを取得する方法に焦点を当てます。
Firebaseプロジェクトの設定
まず、Firebaseプロジェクトを設定し、Firestoreを有効にする必要があります。Firebaseコンソールにアクセスし、新しいプロジェクトを作成します。Firestoreをプロジェクトに追加し、適切なルールを設定してデータベースを初期化します。
SDKのインストールと初期化
Firebase v9 SDKをインストールし、アプリケーションに初期化します。以下のコマンドを使用してインストールします。
npm install firebase
次に、Firebaseアプリを初期化します。
import { initializeApp } from 'firebase/app';
import { getFirestore } from 'firebase/firestore';
const firebaseConfig = {
apiKey: "YOUR_API_KEY",
authDomain: "YOUR_PROJECT_ID.firebaseapp.com",
projectId: "YOUR_PROJECT_ID",
storageBucket: "YOUR_PROJECT_ID.appspot.com",
messagingSenderId: "YOUR_SENDER_ID",
appId: "YOUR_APP_ID"
};
const app = initializeApp(firebaseConfig);
const db = getFirestore(app);
サブコレクションの取得
サブコレクションを取得するには、まず親のドキュメントへの参照を取得し、その後でサブコレクションへの参照を取得します。
import { collection, getDocs, doc } from 'firebase/firestore';
async function getSubcollectionData() {
const parentDocRef = doc(db, 'mainCollection', 'parentDocId');
const subCollectionRef = collection(parentDocRef, 'subCollectionName');
const snapshot = await getDocs(subCollectionRef);
const dataList = snapshot.docs.map(doc => doc.data());
return dataList;
}
まとめ
Firebase v9 APIを使用することで、モジュラーな方法でFirestoreのサブコレクションを効率的に取得することができます。
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