jSpreadsheetのインストールと基本的な使い方

2024年3月26日火曜日

Javascirpt

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jSpreadsheetは、JavaScriptを用いてExcelのようなスプレッドシートをWebページに組み込むことができるライブラリです。この記事では、jSpreadsheetの基本的な使い方から応用までを解説します。

前提条件

  • 基本的なHTML、CSS、JavaScriptの知識があることを前提とします。
  • jSpreadsheetを使うには、最新のブラウザが必要です。

ステップ1: jSpreadsheetのセットアップ

まずは、jSpreadsheetをプロジェクトに導入しましょう。以下の方法で導入できます。

CDNを使用する方法

HTMLファイルの<head>セクションに以下のコードを追加します。

<link rel="stylesheet" href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/jspreadsheet-ce@4/dist/jspreadsheet.css">
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/jspreadsheet-ce@4/dist/jspreadsheet.js"></script>

NPMを使用する方法

ターミナルまたはコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。

npm install jspreadsheet-ce

その後、プロジェクトのファイル内でjSpreadsheetをインポートします。

import 'jspreadsheet-ce/dist/jspreadsheet.css';
import jspreadsheet from 'jspreadsheet-ce';

ステップ2: スプレッドシートの作成

HTMLファイル内に、スプレッドシートを表示するための<div>要素を作成します。

<div id="spreadsheet"></div>

次に、JavaScriptを使用してスプレッドシートを初期化します。以下のコードを<script>タグ内に追加してください。

jspreadsheet(document.getElementById('spreadsheet'), {
    data:[[]],
    columns: [
        { type: 'text', title: '列A', width: 120 },
        { type: 'text', title: '列B', width: 120 },
        { type: 'text', title: '列C', width: 120 },
    ],
    minDimensions: [3,10]
});

上記のコードでは、空のデータセットを持つ3列のスプレッドシートを作成しています。columnsプロパティを使用して、各列の設定をカスタマイズできます。

ステップ3: スプレッドシートのカスタマイズ

jSpreadsheetでは、さまざまなカスタマイズが可能です。例えば、セルの編集を制限したり、ドロップダウンリストを作成したりすることができます。

セルの編集を制限する

特定の列やセルの編集を制限するには、columnsプロパティ内の列の設定にreadOnly: trueを追加します。

{
    type: 'text',
    title: '列A',
    width: 120,
    readOnly: true // この列は編集不可
}

ドロップダウンリストを作成する

列のタイプとしてdropdownを指定し、sourceプロパティでドロップダウンリストの選択肢を設定します。

{
    type: 'dropdown',
    title: '列B',
    width: 120,
    source: ['選択肢1', '選択肢2', '選択肢3']
}

まとめ

jSpreadsheetは、Webアプリケーションにスプレッドシートの機能を簡単に組み込むことができる強力なライブラリです。この記事で紹介した基本的な使い方から始めて、さらに詳しい機能やカスタマイズ方法については、公式ドキュメントを参照してください。

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