Rustで再起動後に毎回Developer Tools Accessのダイアログが出る時の対策

2024年2月24日土曜日

Rust

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はじめに

VSCode拡張機能のCodeLLDBs

macOSでRustを開発する際、多くの人が統合開発環境(IDE)として「Visual Studio Code(VSCode)」を選び、デバッグ用に「CodeLLDB」拡張機能を利用しています。

「CodeLLDB」を使ってデバッグセッションを開始すると、特にシステム再起動後の初回実行時に、毎回Developer Tools Accessの権限のプロンプトが表示されます。このプロンプトは、デバッグを続けるために別のプロセスを制御する権限を要求し、"developer tools"グループに属するユーザー名とパスワードの入力を求めます。

Developer Tools Accessはデバッグを続行するために別のプロセスを制御する必要があります。
許可するには"developer tools"グループに属するユーザの名前とパスワードを入力してください。

Developer Toolsのメッセージ

毎回、認証要求されるのは面倒です。この記事、この確認ダイアログを表示させない方法を紹介することを目指しています。

DevToolsSecurityの設定を変更

次のコマンドは、開発者ツールへのアクセスを許可し、再起動後に毎回表示されるDeveloper Tools Accessのダイアログを表示させないようにするためのものです。これにより、デバッグセッションをより迅速に開始できるようになります。

/usr/sbin/DevToolsSecurity --enable

このコマンドを実行することで、システムは開発者に対して開発者ツールのアクセスを自動的に許可します。ただし、この変更はシステムのセキュリティ設定を緩和するため、実行する前にその影響をよく理解することが重要です。

注意点として、この設定変更はシステム全体に影響を及ぼすため、セキュリティリスクを理解した上で使用することが推奨されます。また、将来的に設定を元に戻す場合は、同様のコマンドで--disableオプションを使用してください。

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