Pythonで写真のExif情報を編集するためには、PIL
(Pillow) というライブラリを使うことができます。しかし、PIL
はExif情報の読み取りはできますが、書き込みはサポートしていません。そのため、Exif情報の書き込みにはpiexif
というライブラリを使用することが一般的です。
「Pillow」と「piexif」のインストール
Anaconda環境の場合
conda install -c anaconda pillow
conda install -c conda-forge piexif
pipの場合
pip install Pillow
pip install piexif
Exit情報に書き込むサンプルコード
以下は、写真のExif情報の撮影日付を変更するサンプルコードです。この例では、撮影日を2023-07-31
に設定します。
import piexif
from PIL import Image
# 画像ファイルの読み込み
img = Image.open("your_image.jpg")
# Exif情報の取得
exif_dict = piexif.load(img.info['exif'])
# 撮影日の変更(フォーマット: "YYYY:MM:DD HH:MM:SS")
exif_dict['Exif'][piexif.ExifIFD.DateTimeOriginal] = "2023:07:31 00:00:00".encode()
# Exif情報の書き込み
exif_bytes = piexif.dump(exif_dict)
img.save("your_image_modified.jpg", exif=exif_bytes)
上のコードの注意点として、piexifライブラリはExif情報の日付をバイト列(byte string)として扱います。そのため、日付を設定する際はencode()メソッドを使用して文字列をバイト列に変換します。
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