MacのCommandキーは、コピー&ペーストなどの一部の特別なショートカットに使用されるキーです。これをJavaScriptで検出することは、特にウェブアプリケーションの開発や、マルチプラットフォームのツール作成において有益です。今回は、JavaScriptを使用してMacのCommandキーを判定する方法を紹介します。
「metaKey」プロパティでCommandキーの判定ができる
JavaScriptのキーボードイベントには「metaKey」プロパティを持っています。このプロパティを使って、イベントが発生した際にCommandキーが押されているか判定が可能です。
以下に、キーボードのイベントをリスニングして、「metaKey」プロパティをチェックするサンプルコードを示します。
document.addEventListener('keydown', function(event) {
if (event.metaKey) {
console.log('Commandキーが押されました!');
}
});
このコードは、ユーザーがキーボードの任意のキーを押すたびに実行されます。そして、もしCommandキーが押されている場合(つまりevent.metaKey
がtrue
である場合)、"Commandキーが押されました!"というメッセージがコンソールに出力されます。
Windowsの場合 Ctrlキー、macの場合はCommandキーで判定する方法
Windowsであれば、ショートカットはCtrlキーとなるので、ユーザーが使用しているOSによってCommandキー(mac)またはCtrlキー(Windows)の判定した方が良さそうです。これを実現するには、JavaScriptの「navigator.userAgent」プロパティを使用してユーザーのブラウザやOSを判定します。
以下のサンプルコードでは、Macの場合はCommandキー、それ以外の場合はCtrlキーが押されているかを判定します。
document.addEventListener('keydown', function(event) {
var isMac = window.navigator.userAgent.indexOf("Mac") != -1;
if ((isMac && event.metaKey) || (!isMac && event.ctrlKey)) {
console.log('Commandキー(mac)またはCtrlキー(その他)が押されました!');
}
});
このコードでは、まずwindow.navigator.userAgent.indexOf("Mac") != -1
でmacを使っているかどうかを判定します。そして、macの場合はCommandキー、それ以外の場合はCtrlキーが押されているかどうかをチェックします。
まとめ
JavaScriptでMacのCommandキーを判定する方法を紹介しました。
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