【Rust入門】STEP2:Rustの基礎的な構文を理解-

2023年5月18日木曜日

Rust

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Rustを始めるにあたり、まずは基本的な概念と文法について理解を深めることが重要です。今回のステップでは、変数とデータ型、そして制御フローについて解説します。

変数とデータ型

Rustでは、letキーワードを使用して変数を宣言します。デフォルトでは、Rustの変数は不変(immutable)です。変数を可変(mutable)にするには、letの後にmutを追加します。以下に、整数と文字列の変数を示します。

let x = 5; // 不変の変数
let mut y = "Hello"; // 可変の変数
y = "Hello, Rust!";

Rustは静的型付け言語であるため、全ての変数はある型を持ちます。型は通常、コンパイラによって推論されますが、必要に応じて明示的に指定することも可能です。

let x: i32 = 5; // xは32ビット整数
let y: &str = "Hello"; // yは文字列スライス

制御フロー

制御フローはプログラムの実行フローを制御するための文法です。Rustの主な制御フローには、if文とループがあります。

条件分岐

if文を使用すると、特定の条件が満たされたときにコードを実行することができます。

let number = 6;

if number % 2 == 0 {
    println!("number is even");
} else {
    println!("number is odd");
}

ループ

Rustでは、loopwhileforの3つのループがあります。

// loop
loop {
    println!("Loop forever!");
    break; // 無限ループを防ぐため
}

// while
let mut number = 3;
while number != 0 {
    println!("{}!", number);
    number -= 1;
}

// for
let array = [1, 2, 3, 4, 5];
for element in array.iter() {
    println!("{}", element);
}
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