Googleスプレッドシートで休日を考慮したスケジュールを一気に立てる

2022年7月31日日曜日

Googleスプレッドシート

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スケジュール管理は、複数人が関わるプロジェクトおいて業種を問わず重要なタスクの1つである。かくいう筆者も、システム開発でリーダー的な立場になることがあり、計画時にメンバーのスケジュールを立てることがある。

1人の作業が重複しないように、日付を調節しながら入力していくのは意外と時間がかかる作業であり、効率よく作成したいものだ。

今回は、Googleスプレッドシートの WORKDAY 関数を使って、土日祝日を考慮して、日付が被らないようにタスクの開始・終了日を一気に設定する方法を紹介する。

完成イメージ

次のイメージのように右側の「作業開始日」を入力したら、各タスクの開始・終了日を土日祝日を考慮して、重複しない連続した日付で設定する。

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作ってみよう

Googleスプレッドシートを新規で作成して、さっそく作っていきたい。

祝日一覧の作成

祝日を除いてスケジュールを作成したいので、祝日を管理するシートを作る。

1)「祝日一覧」という名前のシートを作成する
2)A列に祝日の日付、B列〜C列には任意の情報を付加する。

Excel 貼り付け用の休日一覧を公開してくれているサイトがあるため、そこから持ってくると楽。
Excel最新版!2022年~2023年 祝日一覧(内閣府より取得の完全版)

3)夏休みや、祝日以外の臨時休暇など、任意の休暇の行を追加する。
4)祝日の範囲(下の例だとA2A34 の範囲)に「祝日」という名前付きセルを設定する。

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スケジュールの作成

次に、メインのスケジュールを作る。

1)新規にシートを作成し、次のレイアウトを作る。
2)A〜C列にタスクの一覧を作成する。(日数には該当のタスクに必要な営業日数を指定)
3)H列に作業の開始日を設定

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4)D2E2 セルに次の数式を設定

D2=$H$1
E2=WORKDAY(D2,C2-1,祝日)

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5)D3E3 セルに次の数式を設定

D3=WORKDAY(E2,1,祝日)
E3=WORKDAY(D3,C3-1,祝日)

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6)No3〜7の行に数式をコピーする

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まとめ

とりあえず、これで完成だ!

カレンダーと睨めっこしながら、スケジュールを入れなくて済むので、だいぶ楽になるはずだ。

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