最近 Search Consoleから 項目「position」がありません(「itemListElement」に含まれる)
というエラーが表示されるようになった。どうやらパンくずリストをGoogleの検索結果に表示させるための構造化データに問題がある時のエラーのようだ。
Googleが検索結果に表示するパンくずリストの表示に、schema.org
によって定められた「BreadcrumbList」を採用した。そのため、それ以前までサポートしていたdata-vocabulary.org
スキーマ形式で書かれている「QooQ」のようなテンプレートを使用していると、今回のようなエラーができようだ。
そして、このブログも「QooQ」を使用しているためエラーが出ました !!
この記事では、パンくずリストのエラーが Search Consoleで出たときの修正方法を解説します。
テンプレートの修正
では、早速テンプレートを修正しましょう。
管理ページの [テーマ] から [カスタマイズ] → [HTMLを編集] を選択し、テンプレートの編集画面を表示します。(事前のバックアップも忘れずに!)
CTRL+Fで検索を表示し、「BreadcrumbList」と入力して修正する div
タグを見つけます。(次のイメージを参考)
上の赤枠で囲った div
タグの内容を、次の HTMLで置き換えます。
<div class='breadcrumbs' vocab='https://schema.org/' typeof='BreadcrumbList'>
<span property='itemListElement' typeof='ListItem'>
<a expr:href='data:blog.homepageUrl' property='item' typeof='WebPage'>
<span property='name'>ホーム</span>
</a>
<meta property='position' content='1'/>
</span> /
<b:if cond='data:blog.pageType == "item"'>
<b:loop values='data:posts' var='post'>
<b:if cond='data:post.labels'>
<b:loop values='data:post.labels' var='label'>
<b:if cond='data:label.isLast == "true"'>
<span property='itemListElement' typeof='ListItem'>
<a expr:href='data:label.url' property='item' typeof='WebPage'>
<span property='name'><data:label.name/></span>
</a>
<meta property='position' content='2'/>
</span> /
</b:if>
</b:loop>
<b:else/>
<span>その他</span> /
</b:if>
</b:loop>
<b:else/>
<b:if cond='data:blog.pageName != ""'>
<span property='itemListElement' typeof='ListItem'>
<a expr:href='data:blog.url' property='item' typeof='WebPage'>
<span property='name'><data:blog.pageName/></span>
</a>
<meta property='position' content='2'/>
</span> /
</b:if>
</b:if>
</div>
Search Consoleで正常に修正されたか検証
テンプレートの修正が完了したら、Search Consoleの機能使って修正を検証します。
Search Consoleにログインし、[拡張] → [パンくずリスト] の画面を表示し、画面下の詳細からエラーが表示されている行を選択します。
「修正を検証」 をクリックします。
一旦、次のような表示になり、修正確認の順番待ちリストに入ります。
Googleによる検証が完了するまで、しばらく待ちます。
まとめ
Search Consoleで、パンくずリストのエラーが表示されたときの対処法について解説してきました。
Search Consoleのエラーは、ほっとくと Googleの検索結果の表示や順位に影響があるため、エラーを放置せず、見つけたらすぐに対処するようにしましょう。
また、今回は Bloggerの「QooQ」のテンプレートでの修正方法で解説しましたが、他のテンプレートであっても基本的な流れは同じなので、参考にしてみてください。
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