手持ちのスマホやPCに保存された画像を、簡単にインターネット上でURL化する5つの方法をご紹介します。全て無料で使える便利なサービスばかりなので、ぜひ活用してみてください!
画像のURL化とは?
画像のURL化とは、文字どおり画像をインターネット上で参照するリンク(URL)を作成することを指します。具体的には、Googleフォトなどのオンラインサービスに画像をアップロードし、その画像にアクセスできるURLを取得ことなどです。
「画像なんてメールやLINEで送れば十分じゃないの?」
いやいや、画像をURL化するメリットがあります。 例えば...
- URLひとつで共有できるため、メールの容量制限を気にせず送れる
- SNSやブログで簡単に画像を貼り付けられる(URLを貼るだけ!)
- クラウド上に画像が保存されるため、最悪スマホやPCが壊れてもデータは残る
無料で画像をURL化する5つの方法
画像をURL化するには、インターネット上のサービスに画像をアップロードしてURLを取得します。有償のサービスもいくつか存在しますが、これから紹介する無料のサービスでも十分に使えます。
以下は、2025年時点でおすすめの無料サービスです:
- Googleフォト(王道の選択肢)
- Googleドライブ(多機能で画像以外もURL化できる)
- ImgBB(簡単操作で初心者向け)
- Gyazo(スクリーンショットに特化したサービスs)
- Dropbox(大容量保存可能)
それぞれのサービスの特徴について、解説していきます。
定番の Googleフォト
Googleフォトは、写真や動画をオンラインで管理できる定番のサービスです。無料アカウントでは最大15GBまで保存可能で、多くの方がすでに利用したことがあるのではないでしょうか。
アップロードした画像や動画は、基本的に他人に見られることのないプライベートな領域に保存されます。一方で、共有したい画像を選択して共有アルバムを作成すれば、簡単にURL(リンク)を取得して他の人と共有することができます。
共有アルバムを作成する手順は、公式ページで解説されています。
また、素晴らしいことに、画像の直リンクURLを取得してブログなどで画像を公開することも可能です。次の記事では、Google フォトに登録した画像のURLを取得する方法を詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
■ 関連記事 Googleフォトの直リンクURLを取得しブログなどに貼り付ける (リサイズも可能)
Googleドライブ
Googleドライブは、Google が運営しているオンラインストレージのサービスです。写真の他にも、スライドや word文書、動画など、どのような形式のファイルでも保存することができます。
Googleフォトと同様に、無料アカウントなら最大 15GB までのファイルを保存できます。 (厳密にはフォト、ドライブ、メールなどのサービス全体で 15GBまでの保存容量です)
アップロードしたファイルの URLを取得して、画像やドキュメントを公開することが可能です。
ImgBB
ImgBBはアカウント不要で、画像をアップロードするだけで直リンクURLが発行できるサービスです。面倒な登録なしに手軽に画像をURLで共有したい方におすすめです。
ImgBBの特徴:
- 無料で利用可能
- 画像を長期間保存
- 複雑な手続きが不要
ImgBB を使ってみる
ファイルなう
ファイルなうは、画像のほか、あらゆる形式のファイルをアップロードするだけで、即座にURLを発行してくれるサービスです。
このサービスの最大の特徴として....
- 会員登録が不要
- ブラウザがあればOK(専用ソフトが不要)
- もち無料
アップロードしたファイルは、一定期間(30~60日)が経過すると、自動的に削除されるため、永続的な写真の保存先としての使い方ではなく、相手に画像を送るための一時的な保存先としての使い方となるでしょう。
ファイルなう を使ってみる
GyazoでスクリーンショットをURL化
Gyazo は、パソコン上で取得したスクリーンショット画像や GIF 動画を即座に URL 化して共有できるサービスです。
オンライン会議や、チャットで相手に画面の操作などを伝える時に、どうしても言葉だけでは伝えにくい部分があります。そんな時に Gyazo を使用すれば、その場で取得したスクリーンショットをすぐに URL にして相手と共有することができ、スムーズに話を進めることができます。
Gyazo には無料版と有料版があり、無料版で使える機能には、
- 静止画の撮影(数量無制限)
- 動画の撮影(最大7秒間の GIF 動画)
- リプレイ機能
- デスクトップアプリ、モバイルアプリの利用
があり、静止画のみの利用であれば無料版で十分使えます。有料版になると、動画撮影時間の延長や、リプレイ機能、OCR 機能などの追加のサービスが利用できます。
Gyazo を使ってみる
家族写真共有サービス「みてね」
「みてね」は、子供の写真や動画を家族と共有するアプリで、あのモンスターストライクで有名な mixiが手がけるサービスの1つです。
最大の特徴は、無料・無制限で写真がアップロードできることで、撮り過ぎてしまう子供の写真も、全部まとめて「みてね」に保存できます。
写真が見れるのは招待した家族のみ
「みてね」は、家族と写真を共有することを目的に生まれたサービスであるため、写真は招待した家族にしか公開されません。そのため、スマホやデジカメに溜まった写真や動画をバックアップする目的で使うものいいでしょう。
コメント機能、1秒動画で家族コミュニケーション
アップロードした写真にコメントを書き込んで、離れて暮らしている家族と交流したり、アップロードした動画を 1秒ずつ切り抜いて繋げ合わせた 1秒動画で子供の成長を振り返ったりできる機能など、それ以外にも多彩な機能で写真の管理や子供の成長を見ることができます。
みてね を使ってみる
Yahoo ボックス(サービス停止)
Yahoo ボックスは、Yahoo アカウントを持っているば 5GB まで、写真や動画、Excel などのドキュメントを保存できるオンラインストレージで、保存したファイルの URL を取得すれば、他の人とファイルを共有することもできます。
しかし、2020年9月1日にサービスが停止し、現在は既に登録したファイルの閲覧やダウンロードしか出来なくなり、新しいファイルの登録はできなくっています。
Yahooも、Google ドライブなどの他のサービスへ移行することを勧めており、今後は一定の移行期間を経たのちに、サービスの完全停止となることが見込まれます。
おまけ:ウェブ上の画像のURLを取得する
手持ちの画像ではなく、ブログなどのウェブ上にアップされている画像の URLを取得する方法も紹介します。
(1)URLを取得したい画像の上で [右クリック] → [画像アドレスをコピー] を選択します。
(2)メモ帳などを開いて、URLを貼り付けます。
他人の画像のURLの扱いには注意!
自分が管理しているサイト上の画像であれば問題ありませんが、他人のサイト上に掲載されている画像の URLの扱いには注意しましょう。
気に入った画像の URLをメモするために個人のメモ帳などに保存する場合ならよいですが、コピーした画像の URLを自分のブログなどで公開する行為は「直リンク」とも言われ、著作権的にも問題になるので注意しましょう。
まとめ
画像のURLを取得する無料サービスを5つ紹介してきました。
無料で使えるサービスが色々あって、素晴らしい世の中ですね!
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