AWSのIAMユーザーで、管理コンソールで請求情報を確認する方法を紹介します。
デフォルトでは、請求情報はルートユーザーしかアクセスできないようになっており、IAMユーザーで作業している時に、課金状況を随時確認することができません。
IAMユーザーでも請求情報にアクセスできるように、ロールの設定を変更する手順を確認していきます。
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IAMユーザーへの請求情報アクセス許可
まず、請求情報へIAMユーザーがアクセスできるように、ルートユーザで許可します。
ROOTユーザーで、AWSの管理コンソールへログインし、右上のユーザー名をクリック → 「マイアカウント」を選択します。
ページ中段の方までスクロールして、「IAMユーザ/ロールによる請求情報へのアクセス」の「編集」をクリックします。
「IAMアクセスのアクティブ化」のチェックをオンにして「更新」ボタンをクリックして設定を保存します。
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指定したIAMユーザへのアクセスポリシーを追加
次に、指定したユーザーへの請求情報アクセス許可(権限の設定)を設定します。
AWS管理コンソールのメニューより IAM を選択し、IAM リソース → 「ユーザー」をクリックします。
ユーザーの一覧から、請求情報へのアクセスを許可するIAMユーザーを選択します。
アクセス権限のタグから「インラインポリシーの追加」をクリックします。
サービスの一覧から「Billing」を選択し、次のように請求情報への読み取り権限を付与します。
任意のポリシー名を入力し「ポリシーの作成」をクリックします。
これで設定は完了です!!!
実際に請求情報へのアクセス許可を設定したIAMユーザーでログインし、「Billing」にアクセスしAWSサービスの使用状況や請求金額が表示できるか確認してみましょう。
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