dotnet
コマンドは、.NET Core 2.1 より導入されたコマンドで、.NET Core および .NET アプリケーションをコマンドでビルド&実行できる便利なやつだ。
これを使用するとこで、開発エディタは VSCode などの軽量エディタにして、ビルトと実行を dotnet` コマンドで行うという開発スタイルも可能になった。
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コンソールアプリを dotnet コマンで作る
では、dotnet
コマンドを使って、コンソールアプリケーションを作ってみよう。
dotnet
コマンドを使用するには、端末に「.NET CLI」をインストールしておく必要がある。「.NET CLI」は .NET Coreや .NET などの開発を行うための [.NET SDK 」に付属しているので、まだインストールしていない場合は、端末にインストールする。
インストーラーは次のURLから取得可能です。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/core/install/windows?tabs=net50
プロジェクトの作成
dotnet
コマンドを使用する準備ができたら、適当なディレクトリを作成し、コンソールで次のコマンドを入力しプロジェクトを作成する。
$ mkdir SampleApp
$ cd SampleApp
$ dotnet new console
すると、SampleAppディレクトリ内に、プロジェクトファイルやC#のファイルが作成される。
$ ls
Program.cs SampleApp.csproj obj
また「Program.cs」は、次のようなコードが最初から作成されている。
using System;
namespace SampleApp
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
Console.WriteLine("Hello World!");
}
}
}
実行
作成したプロジェクトの実行には、dotnet run
コマンドを使用する。
$ dotnet run
上のコマンドを入力すると、コンソール上に「Hello World」の文字が出力されるはずだ。
さいごに
dotnet
コマンドは、WEBアプリの実行も問題なく行えるため、今後は必ずしも .NETアプリ開発 = Visual Studio コードというわけではなさそうだ。
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