この記事では、Windowsのバージョンをコマンドで調べる方法を紹介します。
SSHなどのコマンドベースでしか接続できないWindowsサーバーなどで、バージョンやビット数を調べた時などに便利です。
wmicコマンド
wmic
コマンドは、使用中のプロセスやディスクの情報および端末情報など、デバイスのさまざま情報を取得するコマンドです。
wmic
コマンドを使って、OSの製品名やビット数を調べることができます。
OSの種類(製品名)を取得する
wmic os get caption
▪️ コマンド実行結果の例
Caption
Microsoft Windows Server 2019 Standard
ビット数(32bit or 64bit)を調べる
wmic os get osarchitecture
▪️ コマンド実行結果の例
OSArchitecture
64-bit
ver コマンド
ver
コマンドは、Windowsのバージョン番号とビルド番号を出力するコマンドです。
コマンドを実行すると次のような結果が得られます。
ver
■ 実行結果の例
Microsoft Windows [Version 10.0.17763.1817]
バージョンとビルド番号と対応する製品名は、つぎの表の通りです。
製品名 | バージョン番号 | ビルド番号 |
---|---|---|
Windows 10 October 2018 Update | 10.0(バージョン1809) | 17763 |
Windows 10 April 2018 Update | 10.0(バージョン1803) | 17134 |
Windows 10 Fall Creators Update | 10.0(バージョン1709) | 16299 |
Windows 10 Creators Update | 10.0(バージョン1703) | 15063 |
Windows 10 Anniversary Update | 10.0(バージョン1607) | 14393 |
Windows 10 November Update | 10.0(バージョン1511) | 10586 |
Windows 10 | 10.0 | 10240 |
Windows 8.1 | 6.3 | 9600 |
Windows 8 | 6.2 | 9200 |
製品名 | バージョン番号 | ビルド番号 |
---|---|---|
Windows Server バージョン 1803 | 10.0 | 17134 |
Windows Server バージョン 1709 | 10.0 | 16299 |
Windows Server 2016 | 10.0 | 14393 |
Windows Server 2012 R2 | 6.3 | 9600 |
Windows Server 2012 | 6.2 | 9200 |
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