HTMLでURLやファイル名を表記すると、ブラウザの機能によって勝手にリンク扱いされます。
これは便利な機能である反面、「example.com」などのサンプルURLや、「sample.txt」などのファイル名の例を表記する時には、実際そのURLやファイルへのリンク先が存在しないため、リンク扱いになって欲しくありません。
これを回避するには、URLやファイル名と認識される一部の文字を、アスキーコード表記の文字で記述することで、ブラウザがリンクとして扱う文字列から除外され、普通の文字として表示させることができます。
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URLの自動リンクを回避する
URLを自動でリンク扱いされないようにする場合は、次の3つの文字をアスキーコード表記で書くことで、リンク扱いではなく通常の文字として表示できます。
文字 | アスキーコード表記 |
---|---|
: (コロン) | : |
/ (スラッシュ) | / |
. (ドット) | . |
例えば「http://example.com」のURLをリンク扱いにしたくない場合は、HTMLを次のように記述します。
http://example.com
ちょっとHTMLのソースが汚くなりますが、このように記述することでURLが自動でリンク扱いにならなくなります。
ファイル名の自動リンクを回避する
「sample.txt」のようなファイル名についても、ブラウザによっては勝手にリンク扱いになることがあります。
リンク扱いされないようにする場合は、URLの時と同様に「ドット(.)」の部分をアスキーコード表示で書くことで、リンク扱いではなく通常の文字として表示できます。
sample.html
まとめ
HTMLでURLやファイル名を書いた時に、自動でリンク扱いにならないようにする方法を解説しました。
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