Pythonの開発では、多くのパッケージをpip install
コマンドなどでインストールするが、チームで開発する時は、インストールしたパッケージをメンバーと共有する必要がある。
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pip freezeでパッケージ一覧を保存
pip freeze
コマンドは、現在インストールされているパッケージを一覧に出力するコマンドで、ここで出力された内容を「requirements.txt」という名前のファイルに保存する。
$ pip freeze -l > requirements.txt
出力された「requirements.txt」には、パッケージ名==バージョン
の形式でインストールされたパッケージが一覧で出力されるので、これをGitやらSVNなどのソース管理に登録してチームで共有する。
MarkupSafe==1.1.1
mkl-fft==1.2.0
mkl-random==1.1.1
mkl-service==2.3.0
pandas==1.1.5
ちなみに、ファイル名は「requirements.txt」でなくてもよいが、一般的な慣習として使われるファイル名なので、基本的にそれに従うべきである。
パッケージの復元
「requirements.txt」で保存したパッケージは、pip install
コマンドで復元する。
pip install -r requirements.txt
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まとめ
pip freeze
コマンドで、Pythonの開発で使用するパッケージ名とバージョンを保存・復元する方法を解説してきました。
これをやっておかないと、後から別の人がソースを修正する時に必要なパッケージが分からなくなるので気をつけよう!
簡潔に解説されていて解りやすかったです。ありがとう!
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