Anaconda+VSCode+MacのPython開発環境を作る方法を解説します。
VSCode(Visual Studio Code)を使用すれば、手軽にPythonデバック環境が作成できます。
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前提
本記事では、AnacondaとVSCode(Visual Studio Code)はインストール済であることを前提にしています。
Anacondaが未インストールであれば、次のリンクを参照してインストールしてください。
【関連記事】
▶Anacondaのインストール (Mac OS編)
VSCode(Visual Studio Code)は、次のリンクからダウンロードして、パッケージを実行すれば簡単にインストールできます。
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AnacondaでPython仮想環境を作成
Anacondaを起動し「Environments」→「Create」を選択します。
今回は、Python 3.7で仮想環境を作成します。名称(Name)に任意の名称を入力して「Create」ボタンをクリックします。
仮想環境の作成が完了すると、一覧に作成した環境が表示されます。
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VSCodeにPython拡張機能をインストール
次は、VSCodeにPython拡張機能をインストールします。
拡張機能の検索で「Python」と入力し、Microsoft製のPython拡張機能をインストールします。
似た名前の拡張機能が多いので、次のイメージを参考にインストールを行ってください。
Python拡張機能の設定
インストールした拡張機能に、Anacondaで作成したPython仮想環境の実行パスを設定します。
まず、ターミナルで次のコマンドを入力して、Anacondaに作成したPython仮想環境のパスを表示します。
$ conda info -e
今回は「python37」という名前で仮想環境を作成したので、そのパスをメモしておきます。
# conda environments:
#
base * /Users/<name>/opt/anaconda3
python37 /Users/<name>/opt/anaconda3/envs/python37
パスを確認したら、VSCodeにPython仮想環境の実行パスを設定します。
今回はワークスペースのみに設定を適用します。
Code -> 基本設定 -> 設定 を選択し、ワークスペースの設定タブを選択し、検索蘭に「python.pythonPath」を入力します。
検索された「Python Path」の設定に、先ほど確認したPython仮想環境のパスを設定します。
Pythonのデバック設定
次は、Pythonのデバック設定を行います。
サイドニューの実行メニューを選択し「launch.jsonファイルを作成します。」をクリックします。
デバック環境に「Python」を選択します。
デバックする内容に合わせて設定をリストから選択します。
シンプルにPythonファイルをデバックする場合は、先頭の「Python File Debug」を選択します。
デバックの開始
ここまでの手順でPythonをデバックするための設定は完了です。
デバックを開始するには、対象のPythonファイル(.py)を開いて、サイドニューの実行メニューよりデバックを開始します。
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EOF
このように、VSCodeを使えばAnacondaのPythonデバック環境が簡単に作れます。
ブレークポイントで止めて、変数にマウスカーソルを合わせれば変数の値も確認できるので非常に便利です。
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