WSL2で、UbuntuなどのLinuxインストール時に「error code: 0x80370114」となってエラーになった時の対処法を紹介します。
私の環境では、記事で紹介する対処法で正常にインストールできるようになりましたが、すべての環境で問題が解決するかは分からないので、その辺はあしからず。
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Windowsセキュリティの変更
スタートメニューより「Windowsセキュリティ」を選択します。
「アプリとブラウザーコントロール」を選択します。
下のほうまでスクロールして「Endpoint Protectionの設定」を選択します。
プログラム設定タブを開き、一覧から「vmcompute.exe」の行を探し、該当する行の「編集」ボタンをクリックします。
「システム設定の上書き」のチェックを外して「適用」ボタンをクリックして設定を保存します。
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仮想マシン管理サービスの起動
PowerShellコマンドを開いて、次のコマンドで仮想マシン管理サービス(vmcompute)を起動します。
net start vmcompute
ついでに、以下のコマンドでWSLのデフォルトバージョンを「2」に設定します。
wsl --set-default-version 2
これで作業は完了です。
もう一度、WSL2でLinux OSのインストールを実施して、うまくいくか試してみましょう。
Windows UpdateにDockerがエラーで起動しない
2021年3月ごろ、Windows UpdateをしたらDocker Desktopが起動しない現象が再発した。どうもWIndows Update後に起動しなくなっているようだ。
まだまだ新しい技術であるWSL2版のDocker Desktopは、WIndows Updateで機能が更新されると、WSL2自体がうまく起動しなくなることがあるようだ!
ということで、以下の手順でとりあえず直った。
1)Docker Desktopを最新版にアップデート
2)Windows機能と追加から「Hyper-V」をアンインストール → インストール
3)上記により制御フローガード(CFG)の設定が初期化されるので、再度チェックOFFで更新
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