久しぶりにPythonを触って、昔はグローバル環境に、pipでライブラリをインストールしまっくていたけど、せっかなので「venv」で仮想環境をつくことにしました。
「venv」の使い方を紹介する記事はいっぱいあるので、この記事では「venv」で作成したPythonの仮想環境を初期化したり、削除する方法について紹介したいと思います。
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venv --claerで仮想環境を初期化
venvに--claer
オプションを指定すると、pythonの仮想環境を初期化できます。activate
で仮想環境を有効化している場合は、deactivate
コマンドで非アクティブしてから、次のコマンドを実行しましょう。
# Windowsの一例
py -3.7 -m venv <仮想環境名>
# MacやLinux
python3.7 -m venv <仮想環境名>
venvで作成した仮想環境を削除する
venvで作成したpythonの仮想環境を削除したい時は、どうすればいいのでしょうか?
答えは簡単で、venvで作成された仮想環境のフォルダを消すだけです。特別なコマンドは不要で、OS標準のフォルダ削除コマンドで仮想環境を削除できます。
deactivate #仮想環境をアクティブにしている場合は、非アクティブにする
rm -rf <仮想環境名>/
使っていないPython仮想環境は整理!
venvでPythonの仮想環境を作る機能は便利だが、pipでパッケージをインストールしまくると、どんどん容量が増えていきます。
しばらく使わない仮想環境は、「requirements.txt」等に必要なパッケージを記述して、いつでも復元できるようにしておき、venv --claer
等でファイルを削除して整理しておきましょう。
ちなみに、仮想環境内にインストールされたパッケージを全てを「requirements.txt」へ書き出すときは、以下のコマンドを使うと一発でできます。
pip freeze > requirements.txt
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参考
venvコマンドの構文
usage: venv [-h] [--system-site-packages] [--symlinks | --copies] [--clear]
[--upgrade] [--without-pip] [--prompt PROMPT]
ENV_DIR [ENV_DIR ...]
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