Apache HTTP Server を起動・停止・再起動するコマンドを OS 別に紹介します。
同じ Linux 系でもディストリビューションによって再起動などのコマンドが違うので、ついつい忘れがちになってしまします。この記事では、Ubuntu・CentOS・Debian・RHEL・Windows の各環境で Apacheを起動・停止するコマンドを紹介します。
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Ubuntu の場合
Apacheを起動
sudo service apache2 start
Apacheを停止
sudo service apache2 stop
Apacheを再起動
sudo service apache2 restart
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CentOS(6以前)の場合
Cens OS 6 を使っている所は少なくなりましたが、念のため…
Apacheを起動
sudo /etc/init.d/httpd start
Apacheを停止
sudo /etc/init.d/httpd stop
Apacheを再起動
sudo /etc/init.d/httpd restart
CentOS(7以降)の場合
Apacheを起動
sudo service httpd start
Apacheを停止
sudo service httpd stop
Apacheを再起動
sudo service httpd restart
Debian の場合
Apacheを起動
sudo /etc/init.d/apache2 start
Apacheを停止
sudo /etc/init.d/apache2 stop
Apacheを再起動
sudo /etc/init.d/apache2 restart
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RHEL の場合
RHEL(Red Hat Enterprise Linux)は、公式サイトの第14章 WEB サーバーで書かれている通り、service
コマンドの代わりにapachectl
コマンドが推奨されいます。
SysV init スクリプトからの移行に伴い、サーバー管理者は
service
コマンドの代わりにapachectl
コマンドとsystemctl
コマンドを使用してサービスを制御することが推奨されます。以下の例は、httpd
サービスに固有です。
Apacheを起動
sudo apachectl start
Apacheを停止
sudo apachectl stop
Apacheを再起動
sudo apachectl restart
AlmaLinux OSの場合
CentOSの開発とサポートが 2021年12月終了することになり、その代替候補である新しいOSとして注目を集めているのが AlmaLinux です。
AlmaLinux で Apache を起動・停止するコマンドは次のとおりだ。
Apacheを起動
udo systemctl start httpd
Apacheを停止
sudo systemctl stop httpd
Apacheを再起動
sudo systemctl restart httpd
WindowsでApacheを起動/停止/再起動する
Windowsでは、GUI画面を使って簡単にApacheを再起動ができます。
Apache Service Monitorの使用する
Windowsのスタートメニューより、[Apache HTTP Server]→[Monitor Apache Servers]を選択し「Apache Service Monitor」を起動します。
[Restart]ボタンで再起動や、[Stop]=停止、[Start]=起動などが行えます。
コマンドで再起動する
もちろん、Windowsであってもコマンドプロンプトを使用して、Apacheを再起動することもできます。
<apacheのインストール先>\bin\httpd.exe restart
さいごに
ここまで紹介したように、Apacheの起動・停止・再起動コマンドは、Linuxディストリビューションによって異なっています。
Linuxはいろいろな開発者がOSを開発しているため、Apacheに限らずサービスの起動方法がバラバラなので、ついつい忘れてしまいますね。。。
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