Azureの仮想マシンを複製する方法についてです。
公式のこちらのページでは、コマンドラインで複製する方法が紹介されていますが、今回はAzureポータルのGUI上からやって行きたいと思います。
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プロビジョニングを解除
コピー元のVMにSSHでログインし、以下のコマンドでプロビジョニングを解除します。
waagent について
$ sudo waagent -deprovision+user -force
仮想マシンを停止する
Azureポータルより、コピー元となるVMを停止させます。
仮想マシン イメージをキャプチャ
仮想マシンが停止した事を確認した後、隣にある[キャプチャ]ボタンをクリックして、コピー元の仮想マシンから、イメージをキャプチャします。
作成するイメージ名とそのリソースグループを入力し、[作成]ボタンをクリックします。
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イメージから仮想マシンを作成
作成したイメージは、選択したリソースグループ内に登録されれます。
Azureポータルから[すべてのサービス] -> [リソースグループ]を選択します。
一覧に入力したイメージ名の、仮想マシンイメージが存在していると思います。
それをクリックします。
画面左上にある、[VMの作成]をクリックします。
後は通常の手順で仮想マシンを作成すれば、キャプチャしたイメージから仮想マシンが作成できます。
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注意点
今回紹介した方法で仮想マシンを作成した時に、いくつか気付いた注意点について上げていきます。
ユーザのホームディレクトリに置いてあったファイル
私のやり方が悪かった?のか分かりませんが、コピー元と同じユーザ名で、仮想マシンを作成したのですが、元々ユーザホームディレクトリに置いてあったファイルは、全て消えていました。
マウントポイント
Azureファイル共有を、仮想マシンにマウントしていたのですが、作成した仮想マシンにマウントされていませんでした。
/etc/fstab
に書いたマウント情報自体は消えていなかった為、再起動後には普通にマウントされていました。
ネットワークの設定
ネットワーク インターフェイスが新規作成される為、ファイアウォールなどの設定は消えます。
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