gooラボ 時刻情報正規化API を試した
はじめに
goo ラボが提供している[時刻情報正規化API]を試してみました。
“今日”, “明日”, "○日後"などの表現を、
"yyyy-mm-dd"形式の日付表現に正規化してくれます。
試す
今日が “2018-06-28” とした場合の出力結果です。
↓入力文字
昨日は曇りでした。
今日は晴天です。
明日は雨です。
明後日も雨です。
10日後は嵐です。
2ヶ月後はおそらく雨です。
半年後は分かりません。
1年後もわかりません。
100年後は地球があるか分かりません。
↓実行結果
["昨日","2018-06-27"]
["今日","2018-06-28"]
["明日","2018-06-29"]
["明後日","2018-06-30"]
["10日後","2018-07-10"]
["2ヶ月後","2018-09-10"]
["1年後","2019"]
["100年後","2118"]
半年後は認識しないみたいです。。。
○年後を入力すると、実行結果は "yyyy"の年だけになります。
キーワード抽出APIなどと組み合わせれば、
自動でカレンダーの予定とかが作成できそうですね。
サンプルコード (ruby)
以下のサンプルの chrono
関数に、解析対象の文字列を渡すと、
結果を配列で返却します。
require 'net/https'
require 'json'
# ご自身のapikeyに書き換えてください
CLIENT_ID = "xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"
##
# 時刻情報正規化APIの実行
# @param sentence 解析対象のテキスト
# - chrono : 時刻情報正規化API
# - entity : 固有表現抽出API
# @result 正規化前後の情報を格納したリスト
# [[ "明日", "2018-06-29" ],[ "10日後", "2018-07-10" ]]
def chrono(sentence)
result = exec(sentence, "chrono")
result["datetime_list"]
end
##
# gooラボAPIの実行
# @param sentence 解析対象のテキスト
# @param api_type 呼び出すAPIの種類
# @result 処理結果を格納したHash
def exec(sentence, api_type)
request_data = {'app_id' => CLIENT_ID, "sentence" => sentence}.to_json
header = {'Content-type' => 'application/json'}
https = Net::HTTP.new('labs.goo.ne.jp', 443)
https.use_ssl=true
responce = https.post("/api/#{api_type}", request_data, header)
JSON.parse(responce.body)
end
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